Baby刺繍とは– About –

次男の育休中に始めた刺繍。
まさか、そこから人生が大きく変わるなんて、想像もしていませんでした。

「せっかくなら販売にも挑戦しよう」と始めたものの、8ヶ月間全く売れず…。
センスがない、と落ち込むことも。

でも、「私が作る」のではなく「一緒に思い出を形にする」と考えたとき、お客様が喜んでくれて私自身も楽しいと感じられるように。
お客様からの声をカタチにし続けるスタイルで活動を続け、徐々に作家活動が軌道に乗ってくるようになりました。

そして、リピーターでもあった大切なお客様からの『赤ちゃんの足形を、このお花を用いて刺繍でかたどった作品にして欲しい』という声から誕生したのがBaby刺繍でした。

それからも、お客様と一緒に作る作品づくりを大切に活動を続け、気づけばオーダーは2年待ち。
「eriさんに作ってほしい！」
「妊娠中からずっと楽しみにしていました！」
そんな温かい言葉に支えられ、幸せな作家活動を送りました。

作家活動をしながらも10年以上精神科の看護師として働き続けて、ご家族からの愛情を感じられずに長く苦しんできた方、そして、我が子への想いがあっても、うまくそれを伝えられずに苦しむ家族と向き合ってきました。

成長の過程で、たとえ親子だとしてもすれ違いが生まれてしまうこともあります。
だけど、いつまでも残るカタチとして、産まれたばかりの愛おしい想いを込めながら、「ママの手で、Baby刺繍が残せたら…」
それは未来の心にとって、とても大きな心の支えになるのではないか、そんな想いが芽生え、講師を始めました。

忙しくて大変な日々の中でも、ママにとって愛おしい気持ちをそっと包み込むような宝物になってほしい。
そして、お子さまにとっても、ママからの愛情をいつも感じられる、未来の心に届く宝物になってほしい――。
そんな願いを込めて、刺繍をお伝えしています。